何から始めたらいいのかわからない。
親のことも心配だし、自分のことも考えなきゃいけないなぁ。
こんな悩みにお答えします。
この記事を書いている私は、
エピローグコンサルタント(マンダラエンディングノート認定講師) という、終活の資格で活動しています。
終活やエンディングノートの講座を担当する中で、
「終活はいつから始めたらいいの?」
「終活は何から始めたらいいの?」
と言う質問をよく受けます。
今回は、終活はいつから始めたらいいのか、どんなことから始めればいいのか、という疑問に答えながら解説していきます。
この記事を読むことで、将来への不安を解消して自分の人生をより良くできるようになります。
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目次
終活はみんないつから始めるの?
終活は、始めたいと思ったら、いつからでも始められます。
また、「終活を始めたい」と思ったら、早いうちに始めることでメリットもあります。
終活とは
最近よく聞く「終活」という言葉。
終活には、どんなイメージを持たれているでしょうか?
終活とは、一言で言うと「人生の終わりのための活動」のことです。
言い換えると、最後の自分始末。
これまでの自分の人生に、始末をつけていく作業ともいえます。
何のために終活が必要なの
最近、「終活」がテレビや週刊誌などでも、頻繁に取り上げられています。
その背景には、時代の変化というのも、理由の1つです。
昔は、何かあったときには、「我々に任しておけ」という家族や親族のつながりがありました。
しかし時代の流れとともに、社会は変わり「家族に迷惑をかけたくない」という方が急増しました。
つまり
『縁起でもないからエンディングを考えない時代』
から
『迷惑をかけたくないからエンディングとしっかり向き合う時代』
に変わってきたといえます。
また、時代の流れとともに平均寿命が延びて、「人生100年時代」と言われるようになっています。
終活には、気力や体力、さらに色々なことを決める判断力が必要になります。
「終活はまだ早い」と思っている早いうちから始めることで、自分の思いが実現する可能性が大きくなるのではないでしょうか。
終活を始める年代は人それぞれです
「終活」と言う言葉は知っている人が多いけれど、必要だと思いながら実際には何もしていない、と言う方が約7割とも言われています。
普段私は、終活の講座を担当する時には、高齢者の方(60~80代)向けにお話しすることが多いです。
しかし、エンディングノートの講座には、20代から60代まで幅広い年齢層の方が参加されます。
主に20代~40代の方
20代から40代の方にとっては、今までの自分を振り返って、自分がどんな人生のゴールを迎えたいかを考えることで、
- これからの人生の目標が見つかる
- 自分の生き方が見つけられる
- 自分の親の終活とも合わせて考えることができる
主に50代以上の方
終活講座に多く参加される50代以上の方は、これまでの人生の振り返りはもちろん、
- 断捨離で身辺整理をする
- お金のこと
- 葬儀やお墓の希望
など具体的な終活の事についてを考えながら、余裕を持って少しずつ準備を始めることができます。
終活を始める方の中には、人生の節目として定年退職や還暦等をきっかけに始める方も多くいます。
また、自分の誕生日やお正月に、毎年自分の考えを見直している方もいます。
中には、身内の不幸や、自分自身の病気や体調の変化に不安を感じて、終活を始める方も多いです。
何よりも「自分が始めよう」と思った時が、1番の始めるタイミングではないでしょうか。
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終活はいつからどんな準備をするの
終活をいつから始めるのかと、いうタイミングの話を前項でしてきました。
ではここからは、具体的にどんな準備をしたらいいのか、まず何から始めたらいいのか、について考えていきましょう。
エンディングノートを書いてみましょう
終活では、自分の希望を考えていくこと、そして考えたことを形に残しておく事が大切です。
「まず何をやったらいいかわからない」と言う方はエンディングノートを書いてみることをお勧めします。
「終活」と一言で言っても、物の整理、介護や医療の希望、、相続・遺言、葬儀・お墓など、多くのことを考えることが必要になります。
終活で何から準備をしたらいいのか迷った時には、エンディングノートで自分の考えたい項目を整理してみるのもいいですね。
後悔しない人生を送りたい
こんな風に思っている方も多いのではないでしょうか。
では、人はどんなことに後悔することが多いのでしょうか?
死ぬときに後悔すること
- 健康を大切にしなかったこと
- 自分のやりたいことをやらなかったこと
- 生前の意思を示さなかったこと
- 遺産をどうするか決めなかったこと
- 自分の作業考えなかったこと
出典元:「死ぬときに後悔すること25」大津秀一著
自分の人生の終わりに、やらないで後悔することが多い、というのがわかりますね。
もちろん内容に個人差はありますが、終活で自分の人生の最後と向き合う事が大切になってきます。
繰り返しになりますが、終活はいつからでも始められます。
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まとめ
終活は、自分が始めたいと思ったら、いつからでも始められます。
こうして終活に興味を持って、記事を読んでくださっている方は、これをきっかけに終活を始めてみるのも良いのではないでしょうか。
記事のポイントをまとめます
ポイント
- 終活は、早いうちに始めるとメリットが大きい
- 自分が始めようと思った時が、1番のタイミング
- エンディングノートを書くことから始めましょう
- 終活をすることで、これからの人生をよりよく生きられます
今回は、終活はいつから始めるのか、どんな準備をしたら良いのか、ということについて解説しました。
最後に、これを読んでいる方が終活を始めることで、これからの人生をより良いものにされていかれることを願っております。
今回は以上です
終活を始める前に読むと安心
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