終活やエンディングノートの相談の中でも多いのは、「そろそろ親にもエンディングノートを書いてもらったりしたほうがいいのか?」というご質問です。
あなたは、考える事はありませんか?
今回は、こういったご質問にお答えしながら、もしもの時への不安を解消していきましょう。
目次
エンディングノートを親にすすめるには?
家族構成や終活に対する考え方は、人それぞれに違いがあります。
親子の関係にもよるとは思いますが、エンディングノートを親にすすめるには、子供が一緒に書いたり、きっかけを作るのがいいですね。
なぜなら、いきなり子供からエンディングノートの話をされると、親も戸惑ってしまいますよね・・
中には、「私はまだ元気だから大丈夫だ!!」と気分を害してしまうこともあるかもしれません。
そんなことにならないためにも、話すタイミングを見つけるために、まずは自分自身がエンディングノートや終活への情報のアンテナを立ててみましょう。
様々なニュースやメディアで取り上げられていたり、地域で終活関係の講座が開かれていることもありますね。
身近な話題の方が、自然に話ができて、相手も関心を持ちやすくなります。
また、親の世代ですと、友人知人の入院や法事、親自身の体調の変化があった時などに、さりげなく話を切り出してみるのもいいかもしれません。
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まずは「もしもの時の話」からしてみる
エンディングノートは死を連想させてしまうこともあるので、それよりは例えば、「急に入院したときにどうしたらいいか?」を聞いてみるのも話が切り出しやすいですよね。
具体的に考えると
・入院費用の支払い
・保険の事
・支払いや引き落とし
のことも、事前に聞いておくと安心ですよね。
私も今までに介護の現場で、家族が突然入院したり亡くなったりした時、何も知らないと家族が慌てて家中を探し回る場面を本当にたくさん見てきました。
エンディングノートを親にすすめる前に
そしてエンディングノートを書くことはもちろん、そのプロセスが大切です。
エンディングノートを書く事は、手段の1つなんですよね。
それよりも親が残したいこと、どんな生き方をしてきたのか、元気なうちに聞いておく事が大切だと思っています。
何十年も生きてきた親の人生、高齢になった親が一人で、振り返ったり整理をするのが難しい時に、エンディングノートを使ってみると、考えが整理されたり、記録に残すことができますね。
親子で話を聞きながら一緒に書くのもいいですね。
最近は、親子で一緒に書くものも出ています。
そしてまずは、子供自身が描いてみると親にも話しやすくなりますね。
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