違うこともやってみたいけど、やめる勇気もないし。。
でも、このままでいいのかな。。
こんにちは。わいわいライフです。
実は、ワーママ生活の辛さに耐えながら、仕事を辞めるのが怖くて、辞めるまでに6年悩み続けました。
「あの時、やめる勇気があったらな・・」と、本気で後悔しています。
多くのひとは「辞める練習」が足りてない。自分の意思で転校したり、部活辞めたりした経験がない。「自分で辞めるとどーなるか」って経験してないから、会社だってそりゃ辞めるの怖いよね。マレーシア人は「学校合わないな」と転校する。それが小さい頃の「辞めて結果を引き受ける練習」になるんだな。
— のもときょうこ「日本人は『やめる練習』がたりてない」(集英社)発売中 (@mahisan8181) June 2, 2018
以前に話題になった、こちらのツイートに共感して、先日、こちらの本の読みました。
こんな方におすすめ
- 今の仕事をやめたい
- 新しいことを始めたいけど、前に踏み出せない
- やりたいことを見つけるには、どうしたらいいのかわからない
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目次
やめる勇気を持つのに必要な事
「続ける事が美徳」が、やめる勇気を奪っている
これは日本社会の大きな特徴だ。
一斉に入学し、一斉に卒業し就職する。
入学して途中で辞めると、受け入れ先の選択肢が極端に少なくなり、多くの場合は不本意なところでも行かざるを得なくなる。こうした社会では学校ですらトライ&エラーができない。本書より
本の概要(全角15文字)
【日本人は「やめる練習」がたりてない】
野本響子さんの本です。
日本では「ASAHIパソコン」「アサヒカメラ」の編集部を経て、現在はマレーシアの現地で「マレーシアマガジン」編集長の他、教育事業や旅行事業にも従事されています。
嫌なのになぜ「やめられない」のか。
本書では日本とマレーシアでの生活で見つけた楽な生き方のヒントや、「辞めて」「自分で選択する」人をどう作るかを書かれています。
辞める経験がないから、辞め方がわからない日本人に対して、マレーシアでは嫌な事は我慢しないで辞めて、学校も仕事も自分に合うところを選ぶことが当たり前になっているのです。
「辞め癖がついてしまうのでは」と心配になりそうなところですが、やめることのできる社会では、始める事も気軽にできます。
チャレンジすることはいいことだ、と思っている人も多いマレーシアでは、40~50代で新しい仕事を始めたり、起業も気軽に始められています。
私たちに自然と身についている、「続ける事が美徳」という考え方が、やめる勇気を奪っているのです。
この本が伝えてくれること
本書では、「一旦やめたら最後までやめない」という日本での常識を、マレーシアでの生活と比べる事で、日頃どれほどこの常識に縛られて生きているのかを気づかせてくれます。
嫌な事も我慢して続けてしまうあなたにも、自分でやめる選択をして生きていくための、やめる勇気を与えてくれますよ。
もっと楽にいきるためのヒントが、5章にわたって書かれています。
第1章 私がマレーシアに惹かれたわけ
第2章 辞める練習をする人々
第3章 寛容な社会は居心地がいい
第4章 ゆるい国で身につく「ざっくり」うごく力
第5章 みんながグローバルになる必要はない
印象に残ったところベスト3
3位 世界を増やし「辞めるオプション」を持つ
本書では複数の選択肢を持つことをおススメされています。
Aの正解がダメならBの世界、という風にできれば、自由度も選択肢も大きく広がるからです。
ブラック企業に耐えられなくなった時にも「辞める」選択肢がとれるようになる方法もかかれています。
2位 「何者か」になる必要はあるのか
自分が何者かわからなくなってしまった時には、自分の本当の気持ちを理解することが必要になる。
日本では本音と建て前を使い分けることが多いので、難しいこともあるけど、本音を言える場所を確保しておくのもいいでしょう。
1位 一度は自分で選択し、自分で生きてみる
一度でもいいから「自分で」「選択」してみる。今いる場所で目の前にある事を一つ一つ一生懸命にやってみて、好き嫌いで分けてみると「自分を知る」作業ができます。
ある場所にとどまって愚痴を言い続ける人生にならないための、最も重要なことも書かれています。
この本を読むとできるようになること
本書では子供の頃に「やめる練習」をしてくると良い、と言われています。
しかし、大人になってからも仕事はもちろん、あなたは日々の生活の中で色んな選択を繰り返しています。
中には「こんな事、やりたくないな」「この業務は嫌だな」と思う場面もありますよね。
そんな時に、やめる勇気を持てるようになると、自分の嫌な事に無駄な時間を使うことなく、その分、好きな時間を過ごすことができるようになるでしょう。
- いつまでも嫌な事をやり続ける
- やめる勇気をもつ
ここまで記事を読まれたあなたなら、損をしない人生にはどちらが必要かは、選択できるようになっていますね。
まとめ やめる勇気が持てるようになる
この短い記事の中では、本書の素晴らしさを全てをお伝えすることができないのが、とても残念です。
この本を読まれたら、今まで「嫌だけどやめられない」と思っていたことを辞めて、自分で選んだ生き方ができるようになる日も近くなりますね。
今回は以上です。